風説
ある事柄に注目が集まると、良い情報なら受取り側の都合よく解釈がされることがあり、同様に悪い情報も受取り側の都合のよい形で評価されることがある。販売店側はお客様の想像を超えるサービスを提供する努力をする、一方で風説に惑わされる事もよくあることです。今回は宮崎和牛の名を全国に轟かせた和牛JBのグラブについて語っていきたい。
困った人
ありがとうございます!毎年中学硬式の選手に人気の004Sなのですが、型が付く前はまるで完成形がわからないので戸惑う方が多くいらっしゃいます。そこで今回はそんな方のためにも型を作ってみました。型付け前と型付け後でどれくらい変化があるのかを一度ご確認いただきます。
宮崎和牛の魅力とは?
和牛JBの質問は結構多いですよ!その中でも宮崎和牛の魅力に関してはメーカー様のHPより引用させていただきます。
日本のグラブに使用される牛革のほとんどはアメリカからの輸入もの。一部ヨーロッパやオーストラリアからも輸入されている。国産はわずかである。日本は「美味しい牛肉-WAGYU」の生産国。国内の肉牛農家の努力により、その肉質や味は世界一と言っても過言ではない。美味しい牛肉は世界へと輸出され、生産高は年々上昇している。
当然「国産牛皮」の流通も増えているはずなのにグラブ用の革に加工されるのはわずか。何故?理由は国産牛の特徴にある。一般的な国産牛は、欧米の牛と比べると体が小さく、皮の厚さが薄くて硬い。国産牛は外国産の牛よりも脂肪分が多いので皮も柔らかいイメージがあるのだが、なめして革に加工する時に脂肪は取り除かれるため、硬い薄皮だけになってしまう。
外国産の牛は、いい塩梅に脂肪分が少なく皮も厚い。皮から加工したときに、適度に柔らかくコシのある「革」に仕上がるのでグラブに向いているのだ。しかしそんな国産牛の皮をしっかりとグラブ用牛革に仕上げて、「和牛グラブ」を製造しているメーカーは国内に数社存在する。これらのメーカーは「国産牛」の持つ特性を逆に活かして、素晴らしい「和牛グラブ」を作っている。
-和牛JB HPより引用
え・・?これって要はグラブには宮崎和牛は向いてないってことなの?
元々宮崎和牛は脂分が多くグラブの革に向いていないと思われていたのですが、そこをうまくタンナー様と連携して良い部分を活かしつつグラブ革としての耐久性としなやかさを表現できています。
人気品番:004Sの魅力
型付け前の状態を見る
グラブを手に入れた時、素手に近い感覚で設計された、JB-004をスリム化した和牛JB最小モデル。
小型の内野手グラブを好む社会人、大学、高校生はもちろん、これから硬式を始める小中学生にも最適サイズ。親指に和牛JBラベルが入る。
■内野手用グラブ
■用途:硬式用
■素材:宮崎和牛革
■サイズ:27.8cm※サイズは目安です。
浅くないか・・・?
そう思う方がほとんどです!元々各指が立っているので不安になってしまう方が多いです!なので型付けしたものを見て頂く必要がございます!
004Sの型付けをしてみた
最初の状態と比べると握った感じを表現するためにアーチを強めにかけています。はめた時に握れるかどうかが瞬時にわかるようにして置いておきます。
これだと安心して握っていけそうだな!
指を内側に曲げていく過程でこれだけの差が生まれます。
これでもし小さい方は指が長くなった006Sを購入されます。
型はJB-004Sと同じで一回り大きくしたサイズ。JB-004SとJB-005の中間の大きさ。軽量で内野のオールラウンドとしてセレクトできるモデル。
操作性も抜群。親指に和牛JBラベルが入る。
■内野手用グラブ
■用途:硬式用
■素材:宮崎和牛革
■サイズ:28.3cm※サイズは目安です。
ユースモデルとの比較
前にユースモデルを高校生が使う的な記事を書いたことがあります。こちらはどうでしょうか?いま店頭に和牛JBのユースモデルがないのでアトムズのユースと並べてみて違いを見ていきましょう!
掴みとして両方使えますが、ユースはより土手が狭く少年用のサイズ大くらいのサイズ感です。こちらも楽に掴めます。
背面は両方ともそこまで広くないね!
お問い合わせや商品の購入はLINEよりお願いします!
COPYRIGHT © taguchisports All rights Reserved.