ハタケヤマの35周年記念に発売された 買わなきゃ損なシリーズで2020年は通年発注する事が可能です。
そんな中、事件は起きました。
あ・・・35周年記念 甲斐モデルが入荷したようです
え?これ何色なん? 黒やろ?一見黒に見えないな!
とりあえず!予約聞いてた お客様に電話します!
数日後・・・
いや~ 甲斐だけに! 待った甲斐がありましたよ。
・・・・・・・・・・・・・【ギロッ】
いや~!そうですよね!! 2ヶ月も待った甲斐がありますよね~!
(こら、やばタン 変な態度とるな!)
深めで湯もみしといてね! 柔らかくしてもらっていいから
お客様・・実は、この35周年記念に限っては、オーダーの革を使用しておりますので、この革の張りや艶感などを一切損なわず最適な形でお渡ししたいと思っておりまして・・
その・・・
店長はっきり言わんかいな! 「水揉みする」って
和牛の話に!ステアハイドのあんたが口出しするなよ!
は?水揉みって何? オススメなんやったらそれでもええけど聞きなれないな。
35周年記念とは何なのか???
・5周年ごとにハタケヤマさんが太っ腹な企画をする(男気ある企画)
・プロに渡す用のグラブに極めて近いカスタマイズもありと本格的なプロモデルである
・オーダーの革を使用するため 革に関して絶品である
・価格がオーダーするよりも10000円安い
・オーダーは5か月待ちだがそれよりも早く手に入る
前に興奮気味で解説した動画がありますのでそちらをどうぞ(笑)
35周年記念の魅力は少しでも伝わったかな・・・
肝心の水揉みに関してです。水揉みに関して話す前に
加工方法を私のイメージの中にはなるが以下で伝えたい。
高温湯もみ:60度以上
常温湯もみ:40-50度くらい
低温湯もみ:20-30度くらい ←この辺は N揉み
水揉み:10-20度くらい←季節や感じ方によって変わりますが 20度以下は人間にとって冷たいと感じる傾向にあります。
???今一つ分かりませんね。
グローブも人間も同じ扱いという前提で
お湯加減を選ぶ際の事を少し考えていくとある記事を発見しました
グラブの場合、本当はもっといろいろと考えてあげることはありますが
最近の傾向グラブは思っているよりもどこも柔らかいと思います。
それは20年も前になれば全然コンセプトも違いますが、近年のグラブは
久保田スラッガーも含めて低温に近い湯で人肌温度くらいでやることがほとんどです。
結局、水揉みって??
柔らかくなるの?
結局そこですよね
結論から申し上げますと
柔らかくなります。
もう少しいうと 革は伸ばせます
状況に応じて使い分けが必要ですが。
35周年記念のハタケヤマのミットは 艶やかで滑らかな革で脂分もしっかりと入っており和牛の中では文句なしの一等級だなと感じるわけです。
そのため、水で加工する事によって
・脂分を極力閉じ込めたままでいたい・・・艶を活かしたい
・温度による革へのダメージを極力減らしたい
など考えていました。 低温で型付けされる方もいますが それもありだと思ってます。
なので私の中では最終奥義として 水揉みを 使う感じです。
水揉みばっかりやってるわけじゃないのでその点は誤解がないようにお願いします。(笑)
長くなってしまいましたね! では今日はこの辺で