どうも、「いつか世界一のバリスタの淹れるコーヒーが飲んでみたい」と思いながら今日も世界一のバリスタ監修の缶コーヒーをお供にブログを書いている道太です。
#で・・・実際飲んでいる缶コーヒーに世界一のバリスタが誰なのかは書かれていないのはなぜ笑
お久しぶりです。
「とても寒いですね!」というと実はそうでもなく、「とても暑いですね!」というとそうでもない・・
もう・・12月なんですが笑
とはいえ!12月です。いよいよ本格的に次のステージに向けたグラブ選びのシーズンです。今日の本題はこちら〜
- 来年から高校生の息子用に久保田スラッガーのグラブでオールラウンド用を探しています。オススメはございますか?投手も行く前提でのグラブ選びです。
- ありがとうございます。結論としましては、L7とMP4です。この2品番は本体と紐が同色のため投手〜内野〜外野全て対応しております。
質問いただき購入もいただきました。実際に質問はLINEからの問い合わせが多いです。
特に保護者様からのお問い合わせが多い時期ではございます。
L7かMP4かという選択
今回は久保田スラッガーのオールラウンド用L7のテーマで書かせていただきます。
近年の野球用品の相次ぐ値上げの中、グローブ選びの際にお客様が慎重になっているのを間近で感じています。
高額だし!絶対に失敗したくない!という親の気持ちと、絶対に失敗させない!という私の気持ちがぶつかりあう感じと言いますか。
腹を割って基本的なことから詰めていくのが理想です。
基本的なこと?ってなんだろうと思いますよね?
このPOP(某スポーツ店のPOPをそのまま引用)を店頭に置いているのですが(置かせていただいているが正しい)
結局は今お使いのグラブはなんですか?
これに尽きます。
目的地が分かっても現在地が分からなければ地図があっても目的地にたどり着けないという有名な話があります。
あともっと良い例えがあって「グローブ選びって不動産選びと近いですよね?」という話も面白いですね。
不動産はネットで検索して条件は決められるけど最後は信頼できる不動産屋さんの〇〇さんに聞いてから〇〇さんから購入したい!
となりますよね。
前置きが長くなってしまいましたが、
そんな中なので一番多いお問い合わせは「おすすめのオールラウンドはないですか?」という内容です。
なるべく色々なポジションにも行けることを前提に選ぶので本体紐が同じであることが重要です。
L7ってどんなグラブ?
今回はL7を選択していただくことになりました。
理由に関しては、MP4は中学硬式のオールラウンド寄りであり、最初からもう少し大きく深さが欲しいという要望です。
一旦グラブをご覧ください。
野球をやっている方であればL7という名前くらいは聞いたことあるのではないでしょうか。LIONS7からその名を受けて20年以上(実際はもっと長いかも)の時が流れています。
憧れのモデルとも言えますが、現場では憧れのモデルとして売れているわけではないのです。
最初から深さのあるモデルがより選択されやすい昨今ですが、使いながら深さがその選手ごとに徐々にできていくという過程を大事にすることがとても大事です。
グラブは育つのです。
故にMP4が小さいとか大きいとかそういった尺度では測れないのがグラブなのです。
久保田スラッガーのグラブは握り替えがしやすいゴロ捕球がしやすいグラブで定評があるのですが、現場のニーズとしてはもっと大きめで深く捕球したいので大きめで深めが欲しいという声が多いのも事実です。
土手が広く、手入れ部も大きいので手は奥まで入れて握り込む感じで仕上げていきました。
オールドスタイルのため選手の手の大きさを考えて手口は小さくしています。
L7にたどり着くまでに色々検討されることが多いのですが、AR5,DS1,D1なども視野に入れるのですがどうしても指の長さがもう少し欲しいということになるのでL7がとても重要になってきます。
プロ野球選手でもL7の大きさを試す選手も多いらしいですが、このモデルを使いこなせる選手がいないとも聞いております。
プロっぽく浅く使うという訳ではなくしっかり掴むというシンプルなニーズです。その意味ではソフトボーラーにも愛されているL7です。
土手が広いですが土手でも弾かず指袋も選手の手のサイズに合わせています。
こういった微調整ができるところに久保田スラッガーのスラッガーマインドが隠されています。
「想いに応える」一心からなるスラッガーマインドは、選手と職人を深い絆でつなぐ活力となる。
久保田スラッガー公式HPより
選手の想いに寄り添える存在であるスラッガーのグラブです。
決して量の世界ではない。決して同じものではない。
個体差があると言われますが、革も人も手の大きさやそのほか全て一人一人異なるのです。
にもかかわらず見た目だけをよくしても選手にとって良い結果になるかは分かりません。
つまり、答えはいつも用意されていないので日々選手に向き合って考えてみる。
それがスラッガーの出している答えだと思います。
選手からも喜んでいただけて今回は私のスラッガーマインドが選手に伝わったということで個人的には満足しております。
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