どうも、「現代人は知識よりも情報が好き」という言葉の意味が根深いと思った道太です。
#選択するのは我々ですよね・・・
一度湯もみされたグラブの型直し
MP4を5本から小指2本入れに変更
今回は、久保田スラッガーの硬式グラブMP4の型直しに関するテーマで書かせていただきます。
皆さんは、朝起きて最初に何をされますか?一番最初の話です。
覚えていない人も多いとは思うのですが、僕は無意識にスマホを取り出して、時間をみたついでにインスタのストーリーを見てしまうという習慣があります。
実は、最初の行動で1日の心の方向性まで決められてしまうのではないかと最近懸念しています。
なので30分以内に散歩!とかちょっとしたルール課しています。あと動画を見るよりも音声で朝の気分を変えるっていうのもいいですね!
急激な変化ってできないですが、今日も一つの何かを変えたいですね〜
さて、昨日一本の電話がありました。
「今近くにいるのですがグラブを見てもらえませんか?」
とのことでした、遠方にお住まいでかつ「グラブを少しでも良くしたいという話・・・」
関西地区における「行けたらいきます!」という言葉は「ほぼいきません」ぐらいのニュアンスなので軽く構えてはいたのですが1時間ほどしてご来店いただきました。
「持ってきました!これです」
とグラブを確認しました。
ふむふむ・・・小指がかからないケースであとは仕込み調整がされていないパターンですねと
限られた30分くらいの中で色々とさせていただきました。
- 5本指から小指2本にしたい
- 縦ではなくちょい横っぽくして欲しい
- 親指と中指くらい
- 当日持って帰りたい
というようなざっくりした内容です。
スラッガーのグラブは時間を掛ければそれでいい、というわけではないのです。
しかしながら、一定の工数を経てお客様の要望に少しでも近づけていく努力は必要です。
湯もみに関しても奥が深く、一度湯もみされていたとしても、革の硬さ・ヘリの硬さ・入荷時の革のクセなどがそれぞれ違っていますがユーザーにはその基準値がわからないのが現実です。
野菜コーナーで野菜を選ぶのに近いです笑
故に、ネットでの購入には向いていないのが世の常なのですが、そうは言ってられないのも現実なのです。
明らかにヘリ革が硬かったので再度湯もみをしてクセ付けしたかったのですが、時間がないので一旦取り出します。
加工後戻しながら指の入る角度などをお客様と話し合います。
「あ・・この角度はちょっと違う」とか色々と話し合いながら調整を行いました。
型付けってなんなの?
はい・・・調整が終わりました。
で、型付けというか型直しというのは何をやっているかというと、
手の入る角度と選手の手の動きが連動させる手助けをすることだと個人的に思っています。
もちろんその過程で柔らかくしていくのですが、柔らかくするのはお客様であって欲しいのが本音です。
指の入る角度と選手のクセが一致すると、特に硬式の場合捕球の際に力が必要ないんですね・・・
それでも販売をやっているとそうはいってられないことが多いのも事実です。
今回もとても良い経験をさせていただきました。今後ともグラブ日帰りプランは考えていこうと思います。
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