潮流
元々、野球のグラブ市場には様々な形のグラブが多く存在していました。
かつてはそれぞれのグラブに設計やコンセプトがあり特に内野手に関しては、セカンド〜サードまで細かく細分化されていました。
当て捕り〜掴み〜挟みなど多種多様な価値観が尊重されており、それぞれに存在感をもっていたと強く感じていました。
本来はそれぞれの商品の特徴を選手が理解している状態で、自身にあったモデルを選ぶのが一般的でした。
しかしながら昨今は、SNSや動画を通じて商品の完成形を見てから、それが自分に合っているかを判断するのが当たり前の時代になりつつある。
道具選びの幅が広がるどころか狭まってしまっているように見受けられます。

選手が与えられた情報を参考にする程度だと大変有り難いのですが、色・形・メーカーなどに固執しているように見受けられます。そういったこともあり、売れ筋にも大きく偏りが出てしまった結果、各メーカーも似たようなグラブを、売れ筋グラブを作る傾向が強くなっています。
また、トレンドの流れも読みにくい部分があるためメーカーがグラブを大量に作って在庫していることも10年前と比べて減ってきています。
そんな中で、お店を運営している身としては、選手が何に興味を持っているのかが毎日気になるわけです。(実際毎日の変化が気になります。)
先日選手からの要望にどう応えていくのかについて音声配信で発信させていただきました。
アトムズ026型の型付け
026型ってどんなグラブ?
SNSを中心にここ一年でアトムズの人気は最高潮になっている・・・・

操作性を重視した内野手用モデル。やや小ぶりだが深みがあり、ウェブ下で捕るプレイヤー向け。28.3cm
アトムズHPから引用
最高潮になってくると次に起きることは?
定着か衰退か!?
何もしなければ衰退するし、定着させるには、繰り返し販売する中で価値をシェアし続けなくては・・・・
SNSでも認知されやすいように推しの5型と称してその中でも特に馴染みのある026型です。
5型のうち4型が内野なのでアトムズのイメージとしては牧秀吾をはじめ内野手用に人気が偏っていると思います。
026型はその中でも最も小さく、最も極端な角度のあるグラブです。

最大の特徴は土手と捕球面が極端に狭く新品の時から既に指の角度がついている点です。
角度がついている事でより掴みに特化していくのですが、逆に当てて握り替える捕球スタイルには不向きである点がデメリットとして挙げられます。
小指2本で仕上げる
料理で言う「味を重ねる」ように、さらに「濃厚」にする意味で小指2本仕様でさらに角度をつけた極端な型を希望されるケースも多く今回も高校生からの依頼でした。

この時、人差し指を出すのか、出さないのかに関して非常に重要な決断を迫られるわけです。

人差し指を出して使用するとグラブが開きやすく、人差し指を出さないままだと、ウェブ下で捕球することにさらに特化していくイメージです。
このグラブを見るとどうもアメリカっぽいと言うよりも、海外の選手が好む小指2本っぽくなります。
人によってはこの親指芯の湾曲が受け付けられない と言う意見も多くいただきます笑
でも、そこも選手が何を見ていてどうなりたいのかを令和は令和なりに解釈の幅を拡げていこうと心に決めております。
どれも正解だと思いたい・・・
どんな選手におすすめ?
ズバリ、形一択です。笑

今時の学生のグラブの選び方は、まずは形で心を捉えてから説明で納得感を与える順番がいろんな衝突がないかと思う笑
彼らにとってグラブ選びは形から入って心に至るのです。(本質的な意味は抜きにしての意味ですが)
今回は小指2本で仕上げていますが、5本で指のアーチはそこそこで型をつけることも可能です
結局026型は最初の味付けが濃いめの料理だと思っていただけると納得いただけると思います。
薄味を求める方もいらっしゃいますので、それはそれでどちらを正解と決めつけることもできない
選手が納得の行く答えに導くのも我々の仕事の一つです。
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やばいグローブ屋さん 
