【デュアル日記】第17話:ウイルソン軟式用グラブ:ベーシックラボとウイルソンスタッフの比較

ベーシックラボとウイルソンスタッフの違い

GWの風

どうも、明日には明日の風が吹くように、今GWの風を全身で感じている道太です。

早朝から交通量の多さだけではなく、いつものスーパーにいくと見慣れない子供達がはしゃいでいました。

帽子を被り、リュックを背負い、左手にお菓子、右手にジュースとまさに今から遠足にでもいくのかな?

田舎はいいですよ!山や川、自然の中で過ごすGWはきっとかけがえのない体験になります。

良いGWをお楽しみくださいね!

ベーシックラボとウイルソンスタッフの違い

価格差をどう捉えるか?

今回のテーマは、ウイルソン軟式グラブ選び方のテーマで書かせていただきます。

グラブは年に2回発表があります。新製品の発表だけではなく、値上がりも含まれます。

より具体的にはSS(SPRING&SUMMER)FW(FALL&WINTER)の2つです。

半年先のオーダーを出していく流れです。よって、5月〜は来年の新商品の展示会などが開催されます。

多くの製品が生み出されては定着せずにトレンドの外へ流れていく中で本質を見極めていくことが大切です。

それこそが令和における小売店舗の最大の仕事の一つになっているといえます。

今回紹介するベーシックラボやウイルソンスタッフについては、毎年継続していきつつ多少の改良が加えられている定番シリーズです。

価格は年々上がっていますが、ウイルソンに始まったことではないので気にせず選び抜いて欲しい。

私が伝えたいことは、ウイルソンの今のモデルを買えといっているのではなく、選び抜けるヒントがあると店頭に行っていただいた際に参考になるのではないかと考えています。

故に、過去のモデルを購入するときも大いに参考にしてほしい。

おっと・・・お堅い話をするつもりはないですよ・・笑

それではレッツDUAL!!!

ベーシックラボはこんな方へおすすめ

まずはベーシックラボから解説していきますね。ベーシックと言っているからには基本要素が詰め込まれています。

まずは、カタログの内容をご覧くださいませ。

ベーシックラボ
ベーシックラボ

誰にとっても使いやすい究極のベーシックモデル:誰にとっても使いやすいグラブとして基本を追求してきたモデルです。

軟式球に適した素材を融合させた王道軟式グラブです。

87型ベーシックラボ
87型ベーシックラボ

まず皆様にお伝えしたいことがあります。3万円ってそこそこ高くない?って思ったでしょ?

考えて欲しいのですが、デュアル・テクノロジーとそれを支えるパーツや工数の多さを考えると通常の形のグラブと同じ土俵で比べるのは少々厳し過ぎるのではないかと思っています。

87型ベーシックラボ
87型ベーシックラボ

87型を型付けをしています。例の外崎型!!っていうやつです。

87型ベーシックラボ
87型ベーシックラボ

うんうん・・・!しっかりしているけど誰にとっても使いやすいのが第一印象です。

特に、土手の硬さやウェブ下、各指の硬さも硬すぎないように敢えて調整されています。

87型ベーシックラボ
87型ベーシックラボ

ここで軟式のデュアルが硬すぎて使えないというデュアル離れにならないように仕上がっています。

87型ベーシックラボ
87型ベーシックラボ

余裕で握れます!

ご安心ください。個人的には中学生軟式におすすめしていますが、今の中学生の軟式野球においてはここ数年で野球初心者の方が多くなっていると見受けられます。(軟式初心者ではなく、野球を初めてプレーする選手)

初心者の方が始める一方で、中学硬式でプレーする選手が増えている印象です。

このデュアルを使うと初めてでも安心、ちょっとしたことで恥をかかなくて済みます。

入ったらボールが止まりますからね〜!守り方も指導者も不足する軟式の中では、とにかく最初は捕球しないと始まりません!


安心してもらえるモデルです。心強い!

ウイルソンスタッフはこんな方へおすすめ

次にウイルソンスタッフの解説をいたします。お待たせしました!ウイルソンの真骨頂です。ご覧くださいませ。

ウイルソンスタッフ
ウイルソンスタッフ

う・・・!4万円超えてる!((゚ω゚))

これはもはや軟式用ではない

このキャッチコピーですが、いやそりゃ〜そうじゃなくては困る価格帯です笑

でも安心して欲しい。軟式を超えているぞ!

87型ウイルソンスタッフ

個人的に高価格帯だけど是非知って欲しいモデル。

モノの値段は相対的なものです。グラブとしては高いけどデュアル構造であることや品質を天秤にかけて選んだりするわけですよね?

ベーシックラボと比べて全体がしっかりしているイメージですが、日本のKSKという硬式を作っている製造技術がそのままグラブに落とし込まれています。

87型ウイルソンスタッフ
87型ウイルソンスタッフ

KSKって???っていう方は一撃でわからせる方法があります。

大谷のグラブを作っている工場です!

特に、適材適所設計は値段するだけのことはあります、より厳密にグラブに向き合うとパーツごとに細かくこだわりを出していきます。

この時点で硬式グラブの考え方がありつつ軟式を製造しているので・・・

もはや軟式用ではないというのは言い得て妙なわけです。

87型ウイルソンスタッフ
87型ウイルソンスタッフ

ベーシックラボよりも全体に適材適所に腰があるイメージです。

87型ウイルソンスタッフ
87型ウイルソンスタッフ

柔らかい+かたい=やわらかたい

柔らかめに設定して型付けしていますが、硬めも、もちろん可能です!

適材適所設計のために調整がしやすいです。ベーシックラボはこのウイルソンスタッフの要素の基本的な部分を海外工場と連携をとりながら製造しています。

ウイルソンスタッフは腰のあるグラブを自分で育てていきたい人や軟式の中でもしっかりしたモデルをお探しの方におすすめです。また、中学硬式の選手(週に土日2回程度の練習)に限り購入される方もいらっしゃいます。



結局どう選びばいいの?

ベーシックラボとウイルソンスタッフの違い
ベーシックラボとウイルソンスタッフの違い

はい!結論としては、DUALを体感するという意味でどちらも優れたモデルです。文字で紹介するのはここまでにして動画を軽く撮っています。

ご覧いただきましたか?

最後に大事な話をします。

イメージは動画で、体験は現場で(店頭で)、共有は仲間と

全て繋がっていきます。この解説も全て点であって線ではないです。

その意味で、私はすぐに選んで欲しいと言ってはおらず、じっくり選び抜いて欲しいと思っています。

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