こんにちは。 兵庫県丹波市の野球専門店「タグチスポーツ」のどーたです。
丹波市もすっかり春めいてきまして、日中はポカポカと暖かい日が増えてきました。 この季節になると、散歩の時間が近づくと、うちのペコ(ジャックラッセルテリア)が、じーっと私を見つめてきます。

「散歩、まだ?」という無言のプレッシャーです(笑)
散歩に行けば行ったで、小さな体のどこにそんな力があるんだ?と驚かされるくらい、ものすごいエネルギーでリードを引っ張ります。
やっと散歩から帰ってきて、私がグラブの加工を始めると・・・

今度は加工台の上にちょこんと座って、私の仕事を見つめているんです。 グローブや道具に囲まれた場所が、なぜかお気に入りのようで。
この愛らしいプレッシャーの中で、私は毎日グラブに向き合っています(笑)。
さて!今回は、この季節になると毎年多い質問について書かせていただきます。2026年で解説することでここ数年は解説しなくても問題がないように気合いを入れて解説します!

子供が新チームでキャッチャーをやることになりました!スラッガーのJCSRとJCMRで迷っています。SとMだからサイズの違いだとは思うんですが、どっちがいいでしょうか?あと、高学年用のJCMRは「横型」って聞いたのですが私は縦型しか知らないので、うちの子に扱えるか心配です。2つにどんな違いがあってどんな選手に向いていますか?

「こんにちは!当店のナビゲーター「やばタン」です!毎年春になると、この質問が本当にたくさん来るんだよね。SとMでサイズが違うだけ??どーた店長、詳しく教えて!
本日は、毎年この時期になるとお問い合わせが急増する、久保田スラッガーの少年軟式用キャッチャーミット「JCSR」と「JCMR」の決定的な違いについて徹底解説します。
ネットショップなどで見比べても、名前も値段も似ているため「とりあえず高学年だしM(JCMR)でいいか」と選んでしまう方が多いのですが、実はこの2つ、コンセプトが全く違うミットなんです。
目次をクリック♪
2つを並べて見ると「別物」だと分かる
ネットショップのカタログなどで見比べても、名前も値段も似ているこの2つのミット。
「とりあえず高学年だし、MサイズのJCMRでいいか」と選んでしまう方が多いのですが、まずはこの2つを並べたこちらの画像をご覧ください。



全然違う・・・!SとMというよりもSとLくらい違うような気がする

全体の大きさはもちろんですが、ミットの「顔(形)」が全然違いますよね。
さらに、実際にボールをポケットに入れてみた状態がこちらです。


ボールの収まり方、深さ、根本から違うことがお分かりいただけると思います。 ただの「Sサイズ」と「Mサイズ」という単純なサイズ違いではなく、「どうやってボールを捕るか」というコンセプトも少し違うと思っているのでそこも踏まえて解説しますね!
JCSR(低・中学年向け)は「縦にガッチリ」
まずは、低学年用から解説しますが、低学年〜中学年と書くと「4年生だけど使っていいよね?」みたいな雰囲気にならないこともないわけです。
はっきり言わせていただきますが、めっちゃ小さいです笑

芯が薄くて柔らかい、安心のホールド感
このモデルの最大の特徴は、「芯(ヒラ芯)が薄く、全体的に柔らかく作られている」ことです。 まだ握力のない小さな子供でも、しっかりとボールを掴めるように柔軟性に優れています。
使い方:「縦」に手を入れる
このミットは、親指と小指を向かい合わせるようにして使う「縦型」の動きをします。 当店で型付けをする際も、子供の手に合わせて強めのアーチをかけ、「手前で指がしっかりかかり、縦にガッチリ掴める」ように調整します。
手前で小指:薬指がかかりやすいので低学年の方にもおすすめです。
本格的な小型ミットで芯が薄いものはこれ以外にないと思ってます。
「まだ手が小さく、握力に自信がない」「とにかくポロポロ落とすエラーを減らしたい」というお子様には、このJCSRが圧倒的におすすめです。
でも本格的すぎて高いし・・・硬そうだし・・という方に強制するミットではなく、「息子に何としてもこのミットを使わせたい」という親の強い意志が必要です。
そういえば、2025年よりバックスタイルがオープンバック系に変更されたことでラベル交換も容易になりました。

今回は小学1年生のお客様よりご購入いただいております。小1からこのミットとはかなり本格的!
父親の強い意志を感じます
JCMR(高学年向け)は「大人顔負けのユース感」
次に、一回り大きい「JCMR(高学年向け)」です。 JCSRと比べて全体的に大きく、芯もしっかりと硬めに作られた「大人顔負けのユースサイズ」と言える本格派です。

このJCMRの設計は、基本的には「横型」です。 しかし、ここでお客様からよくこんな不安の声をいただきます。
「横型ってことは、横から手を巻き込むようにして捕るんですよね?小学生には難しすぎませんか?」
結論から言います。全く心配いりません!安心してJCMRを選んでください!

皆さんが一般的に想像する「横型」というと、親指を固定して他の指を浅くグッと被せる(巻き込む)ような、少し難易度の高い使い方をイメージするかもしれません。
しかし、このJCMRは、ミットに対して「やや横から手を入れて挟みつつも、縦の動きでもしっかり使える」という優秀なバランスを持っています。
秘密は「3本ヒンジ」のゆとり
なぜ横型なのに縦っぽく使えるのか? その答えは、以前のブログでご紹介した「ZETTの森友哉選手モデル(262型)」と全く同じ原理です。(先日の記事も併せてご覧くださいませ)
JCMRの土手部分には、折り目となる「ヒンジ」が3本入っています。 ヒンジが3本あることで関節にゆとりができ、横から手を入れるアプローチでありながら、実際にボールを捕りに行くときは「縦にガッチリ掴むような感覚」で閉じることができるのです。
つまり、「まだ手の大きさが成長過程にある子供たちを、一番使いやすい形でサポートしてくれる万能ミット」だと言えます。
今日のまとめ:本気ならスラッガー
いかがだったでしょうか。まとめると以下のようになります。
- JCSR(低・中学年向け): 柔らかく、縦にガッチリ掴む。握力がなくても安心。
- JCMR(高学年・ユース向け): 横から手を入れるが、縦にも使える万能型。成長過程の手をしっかりサポート。
「横型だから難しい」という勘違いは捨てて大丈夫です! ただの「学年」という言葉に囚われず、お子様の「手の大きさ」や「握力」に合わせて、最適なサイズを選んであげてください。
当店では、どちらのミットを選んでいただいても、お子様の成長過程の小さな手にピッタリとフィットし、最高のパフォーマンスが発揮できるように、職人が魂を込めて「湯もみ型付け」を行ってからお渡しします。
今回の「JCSR」と「JCMR」のサイズ感や、JCMRが「横型なのに縦っぽく使える」実際の動きについては、当店のYouTubeショート動画で分かりやすく解説しています!ぜひご覧ください!
「うちの子の手のサイズならどっちがいい?」 「今のミットが合っていない気がする…」
そんなお悩みをお持ちの親御さんは、ぜひ一度タグチスポーツにご相談ください!お子様の未来を守る、最高の相棒選びをサポートいたします。


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