こんにちは。 兵庫県丹波市の野球専門店「タグチスポーツ」のどーたです。
最近、私の「朝のルーティーン」についてSNSなどで発信すると、よくツッコミをいただきます。
私は夜12時から1時くらいに寝て、朝は6時半くらいに一旦目が覚めるんですが、そこからなんと「1時間〜1時間半くらい」ずっと湯船に浸っています。

この話をすると、ほぼ100%の確率で「それ、圧倒的に体に悪いですよ!」と心配のコメントをいただきます(笑)。
頭では分かっているんですが、どうしてもこの習慣がやめられません。お湯に浸かりながらボケーと考え事をする時間が、なんだかすごく心地よくて。
お湯に浸かりながら「どうすればもっと良くなるだろうか?」と考え事をするのは、私の趣味でもあり「仕事」でもあります。
本当は家にサウナがあれば一番いいんですが、サウナがないので代用として熱いお湯に浸かっています。
ちなみにその後はジムに行ってルームランナーで走り、代謝の落ち気味な体にムチを打って心拍数を上げるのが日課です。
「体に悪い長風呂」に代わる、朝の健康的な(でもしっかり考え事ができる)良いルーティーンがあれば、ぜひどなたか教えてください!切実に募集しております!
さて本日は、キャッチャーミットの「型直し」についてのお話です。

ハタケヤマのM19型のミットを購入して使っているんですが、構えたところにボールが来ても全部パンッ!と弾いてしまいます。なんとか直せますか?あと、このままだと突き指しそうです。

「こんにちは!当店のナビゲーター『やばタン』です!ハタケヤマといえば甲斐選手モデルだね!弾いちゃう上に突き指しそうなんて、キャッチャーとしては致命傷だよね!どーた店長、このミットを蘇らせるの?
今回お預かりしたのは、群馬県在住で春からの高校生の選手からのご依頼です。 送られてきた箱の中にメッセージが添えられておりました。

グンマー帝国・・・
朝からすごくホッコリしました。こういうユーモア、大好きです(笑)。
お預かりしたミットはハタケヤマの「M19型(甲斐拓也選手モデル)」。カラーはブラウンです。
ASバックの「メリット」と「デメリット」
今回のミットは、背面(手の甲側)が「ASバック」というスタイルを採用しています。

一般的にASバックのような背面が開いている、手首の動きが柔軟になりやすく、「最初から柔らかく使えるので、馴染ませる時間を短縮できる」という大きなメリットがあります。
しかし、現場で毎日ミットを見ている私としては、あえてデメリットもお伝えしなければなりません。
背面が開いているということは、使い込んだときの「ピーク(寿命)」が早く来るのが現状です。

キャッチャーがボールを捕る時、ミットは強烈な力で外側に引っ張られます。この時、後ろのバックスタイルが完全に塞がっている(覆われている)モデルの方が、ミット全体としての「コシ」は長持ちし、しっかりとした形をキープしやすいのです。
これがASバックのリアルな特徴です。因みに他社様でいうと手口部分が開いているモデルが圧倒的に人気なのも事実なので選択の際に特徴を知った上で購入して育てて欲しいと思います。
M19型の主な特徴
ハタケヤマのキャッチャーミットは親指芯が分厚目に設計されていることが多いのですが、ヒンジが2本で親指芯が薄めなので新品の時は指は浅くかかるし、全体的にお皿のような印象を受けると思います。さらに横型です。

横型でヒンジが2本・・・
ここでまたまた、前回の森選手の横型でヒンジ3本のミットと比較するとまた印象が変わってくると思います。
今回の問題点

M19型(甲斐モデル)は、新品の時は「アーチが少ない(浅い)」という特徴があります。 アーチがない状態でボールがまっすぐ入ってくるとどうなるか?ボールはミットの上の方(親指の芯の先)に当たってしまいます。実際、お預かりしたミットもその部分が擦れて真っ白になっていました。

芯の上部に擦れた状態でさらにまっすぐ入ってきて、芯の入っていない薄い部分に当たると、良い捕球音は全く鳴りません。 普通の深いミットならそこで引っかかって捕れることもありますが、甲斐モデルは「浅い」ため、そこに当たると「パンッ!」と全部弾いて落としてしまうのです。

さらに土手付近が浮いてしまっていますが、これはアーチを掛けずに親指を力任せに内側に入れている証拠です。
ポケットはどこ?

全部弾いてしまう浅いミット。これを直すために、今回は「アーチを強めにかける」型直しを行いました。 ボールがまっすぐ入って来た時に、弾いてしまう上の部分ではなく、ちょうど親指下の凹み(本来のポケット)にスッとボールが誘導されるイメージです。今回はわかりやすくするためにジュンケイグラブのJG01を塗っています。
ここで捕れれば、ボールがすぐ手前にあるので、圧倒的に素早い握り替え(スローイング)が可能になります。
型付けの時に注意したい事
「しっかり捕りたいから」といって、型付けや実際の捕球の際に、やりすぎてしまう(親指を内側にガンガン入れて掴みにいってしまう)と、取り返しのつかないデメリットが発生します。
ハタケヤマのM19型は、親指を守っている芯が非常に薄く作られています。 その状態で親指をボールに向かって内側へ力任せに押し込んでしまうと、硬式ボールの衝撃に負けてしまい、突き指などの大怪我(指への深刻なダメージ)に直結する可能性があるのです。

では、どうすればいいのか? M19型のポテンシャルを最大限に活かす正解は、「親指はアーチを作って固定させ、残りの4本の指で包み込むように捕ることです。
親指は動かさず、壁としてドッシリ構える。そして、小指側から4本指で迎えにいく。 こうすることで、指のダメージを防ぎながら、甲斐モデル特有の「素早い握り替え」を実現できる極上のミットへと生まれ変わるのです。
迷ったら型付けを任せろ!
グンマー帝国からご依頼いただいた高校生のお客様、これでもう弾くことも、親指を怪我する心配もありません!自信を持って強いボールを捕ってくださいね!
完成系の動画はコチラ
最後に。 「人気の甲斐モデルを買ったけど、全部弾いてしまう」 「親指が痛くて、突き指しそうになっている」
そんなお悩みをお持ちのキャッチャーの皆さんは、手遅れになる前にぜひタグチスポーツへご相談ください。
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