【少年野球のグラブ選び】本格的に野球を始めるなら久保田スラッガーをおすすめする理由(前編)

手の真ん中にボールを置く

靴ずれとグラブ選びの相関関係

 皆さんは靴ずれの経験はございますでしょうか?靴ずれが起きると足が痛いですよね。そこで対策として、解消グッズやシューズの見直し、歩き方の改善などを行い、以後靴ずれが起きないように工夫されると思います。この場合、歩き方の改善とシューズの見直しなどは相関関係にあると思ってみています。片方の要素がもう片方の状態を悪化させてしまうことがあります。例えば、シューズはあっているけども歩き方に問題があるなどです。プロの現場ではそれらを瞬時に見抜いていく必要がありますが、野球のグローブもそれに似た場面に遭遇することがしばしば・・・

困った人

はじめまして!息子が本格的に野球をはじめることになりました。現在小学校2年生で身長は125-130cmくらいです。現在使用しているグラブは息子が一年生の時に購入したZETTのグランドメイトです。次は何を買えばよろしいでしょうか?サイズ的にはミズノのMくらいかなと思っています。アドバイスいただけますと大変助かります。

ありがとうございます。本格的に野球を始めるというときにグラブ選びと一緒に考えてもらいたいことがございます。よろしくお願いいたします。

グラブ選びは何から始める?

今使っているグラブを見る

ZETTのグランドメイトっていうのはどんなグラブなんだ?

グランドメイト

柔らかくて使いやすいモデルでエントリー層を対象にしたモデルです。何と言っても価格帯に目を惹かれますね。このモデルを大型店で一個目に買う方は多いのですが、その理由は心理的なものだと思います。より詳しくは、ホームセンターに売っているレベルよりもワンランク上で有名メーカーでかつ、すぐに使えてといった具合です。またコレ以上のモデルは1万円を超えてしまうので価格的にもグレード的にも丁度中間よりやや下くらいの位置のため心理的に買ってしまいます。

今って革の値段上がっているよね?なんでこんなに安いの?

重量:重量:350g (±30g)
素材:素材:天然皮革製、(表)ソフトレザー、人工皮革製、(平裏)STPU
原産国:ベトナム

グランドメイト
グランドメイト

すべて本革ではないので低価格を実現できています。平裏素材は人工皮革で表面にも人工皮革を使っています。全部本革っぽくみえるのがより「しっかりしてそう!」と思わせるテクニックなのかもしれません。

人工皮革っていっても柔らかいんでしょ?問題ないじゃない。

専門店が本革にこだわる理由

では、ここで質問です。この質問者であるお父さんはなぜグラブを買い換えようとしていると思う?

それは言っていたじゃない。本格的に野球をはじめるからって!うーーん??

 皆様も一緒に考えてほしいのですが、人工皮革というのは買ったときには柔らかくて申し分ないのですが、1番の問題点は、革が育たないという点です。1年経つと平裏の人工皮革はしわくちゃになって真ん中に大きなシワができている状態になります。

一緒に考えよう

少し考えてみると、捕球面側が天然皮革で平裏が人工皮革だった場合はグラブを使い込むとお互い同じ用に馴染んでいけばいいのですがそうはならないのです。

グラブが壊れるってことか・・・。なので相談に来る流れができる自然な流れなんだな。

そうなんです。ここで注意してもらいたいのが低価格帯のグラブを悪く言っているわけではないのです。以下の記事を見て欲しい。

野球人口減少と道具選び

少子化の8倍のスピードで急減…野球をする子供がどんどん少なくなっている根本原因

・・・・・・

物価上昇も続きますし、値段が高い用品だけだとさらに野球離れが加速します。その意味では道具にも手軽さは必要です。大手メーカーの宿命としては売上確保の前に野球人を増やす活動が必要です。その意味では、大量生産品でもコストを安く抑えつつ手軽に野球をはじめていただける環境を選手と親御さんに提供することって大事だと思う。

ミズノ、ZETT、SSKなど大手3社は上記のような野球人口減少の中で様々な取り組みを行っています。その中で今回は、ZETTさんのグランドメイトのようなエントリー層に対しての取り組みを紹介します。

野球って何が必要?
野球って何が必要?

そういえば、野球って用品多いよな~。ヘルメットも買うんかな?

ヘルメットは人によるかもね(笑 さっきはグラブの話をしたけどグラブも含めて低価格で一通り揃えるのって大事だと思いますね。野球人口がこれからも減り続けるのは統計でもわかっているんですが、野球が嫌いになってもらいたくないなって思います。

で・・・話戻すけど、結局この質問の方にはどんなグラブを販売するの?

音声においても今回の記事に関連した内容をお話しています。是非併せてご確認くださいませ。

 今回は前編と後編に分けることにしました。というのもグラブを選ぶ前の知識編と実際の選び方の実践編に分けないと内容が入ってこないからです。次回後編では、私がおすすめするグラブの選び方とおすすめグラブをご紹介します。

後編につづく・・・

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