形から入って心に至る
ラグビーボールは特殊な形をしていますが、それは最初からそうではなかったようです。
競技の特性上、ボールを持って走らなければならない中で変化したようです。
最終的には脇に抱えやすい点がポイントになって今の形に至ったわけです。
キャッチャーミットも形にこだわる方がいらっしゃいますが、このラグビーボールの話に似ていると思います。
形に拘っていく中で、最終はどう捕球するからこの形じゃないと・・・・といった感じです。
形から入るのですが最後は心に至るわけです。
困った人
ありがとうございます。手の小さい方でも親指がフィットしやすく扱いやすいと感じています。万人受けするのが小林型だと思っている部分もあるのでしっかり解説いたします。
小林選手型ミットの特徴
ZETTのキャッチャーミットといえば「小林」と言われるほどに人気があります。
森モデルも人気ですが少々癖がございますね・・・・
今回は100人いたら95人は満足するだろう小林選手型にポイントを絞っていきますね!
どんなミットかって?

見た目には指カバーの形で小林タイプか否かが判断できます。920型とおぼえましょう。

縦長で開いているイメージのミットです。重心は真ん中よりにもってくるのが理想とされていますが、縦長のミットを横に向けて使うのが一般的かと思います。
ラグビーボールみたいな形にします!
実際に小林選手のキャッチングを確認するに当たって良い画角の動画を発見しました。
革の種類に関して
国産牛レザーモデル
形を作っていく前にミットの革の種類と特徴をお伝えしたいと思います。コレに関しては知らない人も多いはず。
今回は国産牛レザーの特徴を以下でまとめています。
硬さ | しっかり目 |
革の特性 | 伸びにくく縮まった感じ |
型付け | 時間を掛けてじっくり |
捕球スキル | 同じ位置で捕球できればポケットが決まりやすい。 良い状態をキープしやすい |
捕球音 | 銀面がしっかりしていて良い音が鳴る |
ざっとこんな感じですが、これを僕が考えたって???そんな訳はなくZETTさんの解説を書き写しています。笑
特に大事なところは赤線入れてます(テストに出ます!)
因みに、国産牛レザーの対になっているプロステイタスレザーというのも一部ございますが取扱店舗が少なくご覧になった方は少ないのではないかと思います。
型付けをしていく
どこで捕球するのか?

早速、意味がわからない画像から入りましたね・・・?大丈夫です。これには意味があります。
で!!!遊んでいるわけではないので次に移ります。

卵を載せた反対側、捕球面をみてください。あの凹みのお陰で捕球ポイントが下に来ます。
ちょっと・・・やりすぎたかな・・・?ぐらいが良いと思います。
この背面側からの凹みは「カルデラ湖」というらしい。

この後横を向けて使うわけですが、その際に赤い部分でボールを捕球するイメージです。
え・・・?もうちょい上では?
という質問がありますが、その上の部分(カルデラ湖とちょうど反対側)は
音が鳴りません!
完成!

だいぶ凝ってますね~お客様と言いたくなった920型もいよいよ完成。
軽く捕球できたらいいかなぐらいの感じですが、実際は力の限り形付けています。
それにしてもウェブ周りゆるいっすね!その辺も踏まえてZETT公式チャンネルの動画を見てもらえると
ははーん!と思えます。
なんで最後に載せるかというと、最初に載せると
僕の解説いらないよね???状態になると思ったからです笑
この動画なんですがね・・・スルメみたいに何回も噛みたくなる笑
何回も見たくなるそんな解説動画です。ZETTさんの場合職人様が直接語ってくださるので尚更ですね!

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