ヒーローは遅れてやってくる!?
野球業界では昨年から、キャメル系(ブロンド系)のグラブ:ミットが人気です。長年主役を務めてきたブラックやRオレンジは一時的に脇役になるほどの人気っぷりです。この点に関しては各社しのぎを削っています。
このブロンド系:キャメル系は定番に採用されるまでに時間が掛かっているケースを多く見ます。
要するに限定やその他発注できるまでに一年以上掛かっているケースも多く見受けられます。
これは何故なのでしょうか?
出せば売れるじゃないか?何故限定なんだろう?そのような声もよく聞こえてきます。
これは私の憶測ではございますが、主役に相応しいのか見定めるのに時間が掛かったのではないかと思いました。
仮面ライダーでいうと、1号、2号がブラックとRオレンジだとすれば、ブロンドやブラウンはTVの2時間SPでのみ出演するゲストという可能性もありますからね・・・

つまりじっと見定めていたのが大手メーカーだったのだと思います。
ここに来て、流れが変わり、仮面ライダー3号、4号役のブロンドやブラウンはレギュラー化する兆しが出てきました。困りましたね・・・
グローブの購入がファン投票だとすれば、ファン投票総数は同じで票が4分割される可能性があります。
来年・・・主役は誰になるのか・・・

86型ってなんですか?
86型のはじまり

86型は元々は日本の型番ではなく、アメリカ生まれの型番です。アメリカでは1786型と呼ばれています。1986年に発売されて以降アメリカで販売されていました。
1986年といえば、私と同じ年齢です。つまり同期です。同じ釜の飯を食ったことはないですが、親友みたいな存在です。
歳がばれる(笑 あれ?アメリカでは1986型ではなく1786型って呼ばれているの?

アメリカでは野手の品番の先頭に17を付けるルールがあるみたいです。なので1786と呼ばれるようになりました。
現在は青木選手のモデルでお馴染みの99型が1799型で次は1800番台に突入していきます。
おそらく発売された順番に番号が付番されるんだと思われます。
日本では逆に長いので省略されて86型と呼ばれています。
これを知っておくとモノ知りだと思われるので覚えておこう!
86型の見た目や特徴

今回入荷した、ベーシックラボの86型の限定です。他にも87型が入荷していますが別の機会に解説します。
カラーリングは次にブレイクするであろう、ブロンドとウォルナットです。

丸みのあるフォルムでアメリカっぽさがありますね。アメリカのグラブは大きく重いイメージを拭いきれませんが、果たしてコレのどこが使いやすいのかは型付けしないとわかりません。

大きさは11.5インチと、中型ですが実際の寸法よりも小さく見えます。DUAL構造が働いている証拠ですね!
過去のデュアル日記でもデュアル構造のありなしで大きさのイメージがだいぶ変わる事例を紹介しています。
初めての大人用のDUALグラブに相応しいシリーズ。硬式グラブで人気の型と軟式ボールに適した革を組み合わせた究極の「ベーシックモデル」です。最上位グレードのウイルソンスタッフとは兄弟の関係にあります。主に中学軟式野球の選手の1個目に人気のベーシックラボと覚えていただけますと助かります。

86型をコユニで仕上げる

コユ二ってこんなに細かい説明があるんか💦
これは2023年のカタログの内容ですが、こうみるとやる気が無くなる文字の多さですね笑
結論は、なんかすごく使いやすい!(NSTと覚えよう!)
早速型付けにはいるのですが、これは具体的に音声で解説もしていますのでそちらをご確認くださいませ。
完成形を確認する!

どうでしょうか?親指の角度が付き掴める体制が整っています。

ベーシックラボのこの薄い土手は活かし方がありますが、基本はそのまま揉まずに行きましょう。

外崎型にする



外崎選手の完成形のグラブを通称外崎型と呼ぶようですが決まりがあるわけではないですが、縦のスポットをいくつも用意する事が重要です。

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