愛されるブレない心
皆様は「長年愛されている」と聞くと何を連想するでしょうか。
おそらくシンプルなモノを頭に浮かべると思います。逆に、派手でトレンドを多く取り入れたモノは長くは続かない傾向にあります。その理由は何かと考えると、「時間が経つと古く感じるから」だと思います。
シンプルを極めるのは簡単そうですが実は難しく、同じものでも微調整を行い飽きが来ないよう日々改善していく必要があるからです。
ここであなたが、メーカーの製品開発担当になったと仮に仮定しましょう。最初は同じモノを売っていてもきっと途中で心が折れて、いや・・・時代の誘惑に押されて「次は違うことをしてみようかな?」と迷ってしまうに違いない。開発者も人間ですから・・・。
話を戻しましょう。
様々な誘惑に打ち勝ちひたすら一本の道を極めていくことは簡単なことではないですが、私はこう思う
波風立てずそっと応援していたい。
困った人
ありがとうございます。よくある悩みですね。どうしても薬指や中指の下が出っ張ってくるグラブが多いのでそうなりにくいグラブをご紹介します
定番の魅力
ドナイヤの創業は2010年9月で、おおよそ13年もの間、同じコンセプトのグラブを販売し続けている。
シンプルでありますが、このライトブラウンのグラブに一所懸命な男は村田裕信さんです。
コロナ渦ではあまり店頭訪問ができなかったようですが、上記のスポーツCV店長中村氏の投稿のように
熱い男が熱く定番を語っている様子が映し出されています。あの村田が帰ってきたのです。
CVさんの画像からわかることは1つです。定番グラブの設計に関する内容をスタッフに叩き込んでいる様子です。笑 僕は、村田さんに何度も叱られながらですが全て覚えました。笑
いまドナイヤって調べたらwikipediaでてきたぞ
現在は野球のグラブのみを作成している。社員は社長の村田裕信のみで、営業と検品を担当している。製造・加工は、硬式野球用グラブは鹿児島県阿久根市の、軟式野球用グラブはベトナムの製造会社に依託している。[1]
プロ用・アマチュア用、硬式用・軟式用を問わずすべてのグラブに最高品質の革を使用し、また社長の村田がすべての製品を自ら検品するため、大量生産ができない体制となっているという。
「ドナイヤ」と名づけたのは池山隆寛。社長の村田は社名候補を他にも「ドリームエージェント」等複数考えたが、「ドナイヤ」以外のすべての商標が取れなかったため、「ドナイヤ」を社名にした。[2]
なんか紆余曲折を感じるけど一貫性があることは伝わってくる
サウスポーの強い味方
ノッペラウェブが特徴の横型投手用です。今回は横型のDMNP(左投げDMNPR)左投げは最後に「R」がつきます
完全に横に決まっている型に見えるけど、DMNPの左と言わずにDMNPRってわざわざ品番を変える必要はあるん?
とても良い着眼点です。ドナイヤのこだわりは素材や型だけではなく、金型にもこだわっているのです。
金型へのこだわり
グラブを製造する上で1番最初に重要になってくるのは、革を裁断する金型です。大手メーカー様では各々金型を持っていることが多いです。イメージがつきにくいので参考に動画をご確認くださいませ。(3分10秒くらいから)
https://www.youtube.com/watch?v=gKpRytSZlho&t=658s
これが金型かぁ!
一般的に金型は100万円以上すると言われています。グラブを作るための金型への投資っていうのもなかなかできることじゃないですよね!なので当然ですが要望の多い右投げの金型を優先して作ります。
じゃあ左はどうなるの?
通常であれば、右用の金型を反転させて切り抜けば左用になりますが、それだから既製品の左はどうもしっくりこないことが多いのです。そこで左は左用で金型も作ったのがドナイヤ村田さんのこだわりです。
抱え込みやすい最強の横型
シワができにくいこだわりの投手用を是非体感して欲しい!
https://www.youtube.com/shorts/CwqvxAAIQ9c
やはり定番は安定感が違いますね~!LINE追加もお待ちしております。
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