台風一過
先日8/16は台風7号の影響でお店に近づけない状況でした。割りと大変でした。
お盆中のため遠方から確認のお電話をいただきましたが、良い返答ができず申し訳ございませんでした。
しかしながら、先程も言いましたがお店に近づけない状況というのが重要です。
まだこれは増水レベルで言うと5段階中2くらいの感じです。
店舗の近くが5段階中の4くらいでギリギリ浸水しないレベル。
何を隠そう、私が高校生の頃に一度浸水しています。店の近く一帯が沈んでいる関係もありますが水が溜まりやすい場所ではありました。
今回は過去の浸水からの対策はしているものの、ギリギリまで水攻めにあいました。
もちろん当日は店舗に近づけていないので撮影はできていないですが、お店の前の駐車場に傾斜があり、いくらかは余裕がありました。
少しの傾斜ですが毎回助けられています。
グラブで言うならば、数値の側面よりも実感としての5mmの指の長さの違いが大きいといったことに似ています。
BR2ってどんなグラブ?
L7Sの派生形
前回は、BR1の解説でしたが今回はBR2の解説です。
BR1とBR2の関係性を語る上で両方知っておくことでグラブ選びの幅が広がります。
おさらいも含めてまずはBR1がMS1の派生形ですという話をしましょう。
MS1からずーっと下に下る感じで深くなります。大阪で言うならば
MS1が梅田でそこから御堂筋線で「なんば」までの距離感です。
あ・・・このたとえわかりやすいと思って前回も使いましたが
大阪人じゃないとわかりにくいかもしれません。
だけどやめません!
今回は、L7Sのゾーンから下にずーっと下ったところにあるBR2です。
BR1同様に今度はL7Sをそのまま改良して深くした感じですがいろんな解釈ができるので
一旦「あー深くなったんだな」くらいで覚えてください。
今回のL7Sが東梅田だとするならば堺筋線で谷町九丁目くらいの距離感です。
BR2を見てみよう!
BR2のGイエロー×ホワイト×パープル差し色グレーのパターンです。
今年に入ってからバーガンディ系が多かったのでとても新鮮です。
極めつけはこの刺繍です。
久保田を愛するものが刺繍しがちな「㈱久保田運動具店」活字体の「KUBOTA SLIGGER]
裏オプションでもないですが、コレが入っているだけでなにか特別な
コミュニティへの扉だ開きそうだ!!
類は友を呼ぶとは言いますが、これを入れている人が一定数いるのは確かです。
今年から始まったW23Sのウェブパターンは復刻ですね。捕球面と背面で色を変えて中紐も色を変えられます。
ウェブ部分の筆記体刺繍はフチ付き仕様です。通常よりも高いですが特別仕様です。おおよそ3000円ほどです。
捕球面は勇気ある選択ホワイトです。汚れやすいが美しい!
よく開いて、手元にボールを呼び込めるバランスの取れるグラブです。
お客様が今回のBR2に対する型付けの希望は、以下の通り
型付けは、人差し指と中指のレース間隔あけてもらって、人差し指あまり動かないで開閉できる感じにしてもらいたいです!
手元バランスで基本グラブ正面で捕る形で、逆シングルとタッチプレーの時などしっかりウェブ下でガッチリいけるようにお願いします
細かい所は道太さん信頼してるので、お任せします
後から自分でもいじれる用に硬めの型付けでよろしくお願いします!
L7Sと比較してみよう!
MS1とBR1の比較に対して、L7SとBR2の違いはわかりにくいです。
一つ言えることはまず、捕球面の幅、広さがL7SよりもBR2は狭いです。
これにより横広っぽい感じから、縦気味のバランスになりました。
ウェブの深さはそこまで変わったのか?と思うのですが少し縦っぽくなったと感じています。
因みにBR1の元となるMS1ですが、L7Sを改良しているのでその意味でBR2もBR1も元をたどれば同じなのです。
すべてのグラブはL7Sに通ずるっていっても差し支えないですね。
こちらがL7Sの弱点ですが、背面窓は広く、手口を詰めてやっとギリギリいけるかと言う具合です。
手の大きい方にも対応できる反面、平裏の革がどんどん伸びてきます。
L7Sを見た後だとよくわかりますよね!手口はそのままでも楽々フィットします。
採寸&こんな人におすすめ
店長の実寸(個人差アリ)
BR2型
①15.5cm
②9cm
③16cm
④28cm
⑤11.5cm
⑥11.5cm
⑦17cm
⑧5cm
こんな人におすすめ
オールラウンド用としてL7Sを使ってみたいけれどフィット感を求める方にBR2
3号ボールでもプレーすることがある選手にもBR2
L7Sをよりコンパクトに使用したい選手にBR2
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