埼玉のパパ
どうも、「米に生き、米を活かす」というキャッチフレーズが格好良いので何か違う言葉に入れ替えてさらにカッコよくしようと試みていたのですが、しっくりこないままでいる道太です。
#米には勝てる気がしない
ある日、こんなツイートに対してのリプライがありました。
Xでお世話になっています、埼玉のパパであるアヤトシさんからの返信です。「見に行きますね」ということですが何かのご冗談かと・・・※何を見にいらっしゃったのかは後日お話します。
来ちゃった!
なんと埼玉から兵庫の真ん中まで車でご来店、それに併せてモルモル氏も合流してお祭り騒ぎでした。
アヤトシさんに詰めるだけ詰めてきたグラブたちを見せてもらいました。
一個もライトなグラブがなく全て本気なグラブでした笑
レジェーラ何個あるの・・?アヤトシさんと同じ会社の同僚の方と一緒にご来店いただきました。
楽しい時間をありがとうございました!
PS:またいつか
困った人
ありがとうございます!定期的に来る質問で一番多いのではないかと思います。詳しく解説していきますね。
久保田スラッガーのイメージとプロモデル
鳥谷選手のために作られた6PSM
今回は多感な中学生や高校生からの質問で多い「T1は掴めますか?」のテーマで書かせていただきます。久保田ってなんとなくこうだよね?ということも含めてその「なんとなく?」はどこに向かっているのかを一緒に見ていきましょう。
鳥谷選手が6PSMを使用したのは阪神タイガースに入団して数年してからのようです。6PSMは鳥谷選手のプレースタイルに合わせて、鳥谷選手のために作られたと言っても過言ではないです。そんな中なので「鳥谷選手がどうグラブを使うのか?」が何よりも客観的に見た全てになってしまうのは仕方がないです。つまり、「鳥谷選手の使い方が一番正しいと思うから僕には使えないかもしれない」という不安からくる質問だとも言えます。
鳥谷選手によると「小さなグラブで手を奥まで入れてグラブと手を一体化させた状態で使用する」というストイックなプレースタイルです。憧れますよね!しかも当時は当て捕りブームでしたからね?なかにはこれをさらに浅く広く使うために6PSM+辻とじをチョイスする選手もいました。
これでは「掴む?」というイメージとは程遠いように思うのですが、もう少しここで深掘りしてみましょう。
既に握っている感覚を覚える
ここで私の好きな動画がありますのでご紹介します。既に160万回以上再生されている当時はクニヨシTVという名義での「久保田スラッガー東京支店の型付け動画」です。ぜひご覧くださいませ。
ポイントは、型の付け方ではなく途中で型付け師の「小川さんの一言です」
「グラブの中でボールを握っているような感覚」これです!これだと思います。
既に握っているので、掴みや挟みといった概念ではなくボールが来たときも来る前も握っているのです。なので学生に対して文字では返答できません。できることは「既にボールを握っている感覚のあるグラブを手にはめていただくこと」だけです。
もう哲学です・・・これを共有することが久保田スラッガーの醍醐味の1つです。むしろこれを共有できる技と心を日頃の鍛錬において会得しなければスラッガーをただ売っているだけになるといった危機感すら覚えます。
どう継承されるのか?
M00(22PS)やD1(24PS)について
プロ選手に当て捕りをしている選手がどれくらいいるのかは分かりませんが少なくとも先日の京田選手の話を思い出すと「板のように掴むけども掴んでいる感覚はない」「勝手に入ってくる」そのようなニュアンスです。つまりここでも掴んでいるが掴んでいない「既に握っているのです」先日の記事も是非見てみてくださいね!
鳥谷選手の話から急に京田選手の話に飛びましたが、鳥谷選手が使用されていたM00という品番と京田選手が使用中のD1は指の長さが違うサイズ違いなのです。故にこの守備にこだわる2人のプレイヤーが好むグラブを現代風の久保田スラッガーと称するなら「24PSとM00は久保田スラッガーの醍醐味」と言えるのです。
今日入荷した限定のM00と24PS(D1のウェブ違い)です。苦手意識を持つお客様がいらっしゃるようですが、このグラブをうまく型付けできてかつ共有できるとまた久保田スラッガーが好きになれると確信しています。実は、この設計のグラブに似ている他社のグラブもありますが、間違いなく唯一無二の2品番です。土手は広く完成形がイメージしにくいグラブをいかに「既に掴んでいる感覚」に仕上げるかを体現していくグラブです。
鳥谷選手のグラブをみる
またまた、展示会の情報を小出しにさせていただきます。一番感動したグラブがコチラです。コレは僕だけではなかったはずです。(L7Sかな?)
鳥谷選手は家にグラブをコレクションせずにシーズンが終わったらメーカー様に返却するようです。契約選手なのにもはやレンタルグラブみたいになっているのが滑稽です。確かに動かしたい方向に動かせるのが良いとかそういう意味ではなく、ボール来てないけど捕れてるんですよね。空気さえも捉える久保田という感じです。
今日の結論としては、私はまだ久保田スラッガーが何なのか分かっていないので明日からもただひたすら学ぶだけです。皆様と共有できることが増えれば増えるほどスラッガーファンが増えると信じて・・
久保田スラッガーに関する質問やLINE友だち登録もよろしくお願いいたします。
その他、久保田スラッガーの記事はコチラ
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